(仮称)産休・育休+マイホーム記録

26歳会社員です。1人目を妊娠中→2021年8月頭に出産。産休・育休中の記録のためのブログです。

出産レポ②

出産レポ①の続き

 

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3. 緊急帝王切開

手術室は、テレビでみるのと同じような感じで、部屋の中心に手術台があって、その上に大きな照明があった。

 

手術台の上に横になり、まず下半身の麻酔から。

横向きに寝て、背骨?のあたりに麻酔を打つ。背中を突き出すように言われて、そうしているつもりだったんだけど、「お尻じゃなくて背中を突き出してください〜!」って3回くらい言われた。注射が痛すぎて、あとなんか怖くて、背中を突き出すと言うのもよくわからないし、ここで号泣した。

私が泣いちゃって、しゃっくりあげてるからうまく注射できず、先生が表面麻酔?をしてくれて、それでやっと背骨に注射できた。

 

麻酔が効いているかの確認で、下半身のいろんなところに冷たい何かを当てられて、「冷たいですか?」と確認される。ちゃんと麻酔が効いていない状態でお腹を切られるのでは?と言う恐怖から、冷たいかどうかよくわからないけど「冷たいです!」と何度も答えてたら、無視されて手術始まってた。笑

 

いつの間にか夫が隣に座っていて、手術箇所が見えないようにカーテンみたいなもので胸から下が隠されている。全然痛くないけれど、お腹が引っ張られている感じはわかって、結構気持ち悪い。何だかすごく怖くて、ずっとグズグズ泣きながら、夫に手を握られながら、ハナコの誕生を待つ。実際は10分やそこらだったと思うけれど、すごく長く感じで、早くハナコが出て来てほしい、早くこれが終わってほしい、とずっと思っていた。

 

突然「生まれますよ!」と先生が言って、赤ちゃんの泣き声が聞こえる。赤いふやけたハナコが目の前に連れてこられて、すぐに連れて行かれた。助産師さんが足の指と手の指の数を数えていた。

赤ちゃんは、身長と体重の測定があるみたいで、夫が立会うために手術室を退出する。私はわんわんずっと泣いていたのに、夫は最後まで全然平気な感じで、薄情なやつめって思った。

 

夫とハナコが出て行った後、開いたお腹を縫っていたのだけれど、手術中先生が、「出血が多いな〜」とか「ここちょっと、アレだね」とか言っていて、不安になること言わないでくれよ・・・

お腹を開くときより、縫うときのほうが時間がかかった気がする。

 

お腹を閉じ終わって、夫とハナコが連れてこられる。ハナコを抱っこして、乳首を咥えさせてみる。もちろんまだおっぱいは出ないので、形だけ・・・おっぱいを出すには、とにかく乳首を吸わせることが大事みたい。ハナコを抱っこしていると、だんだん麻酔が切れて来て、お腹の痛みを感じる。痛み止めが点滴で追加される。

 

手術開始から1時間後くらい、私は病室に移動させられて、ハナコは保育室へ、夫は家に帰された。

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出産レポ③に続きます。